【アナログ】Ohuhuマーカーでイラスト描いてみた【製作過程】

4.5

こんにちは、騙月ライムです。

昨今SNSで話題のアルコールマーカー『Ohuhu』の80色セットを購入いたしましたので、イラストを描いてみました。

完成したイラストはフリーアイコンとして配布していますので、宜しければご使用ください。

製作環境と道具

・クロッキー帳
・シャーペン
・上質紙 90kg
・鉛筆 4B
・Ohuhu アルコールマーカー
・ボールペン(ホワイトインク)
・ClipStudioPaint(※)

製作過程

【1】ラフ~下描き

クロッキー帳にシャーペンでガシガシラフを描いていきます。

私の場合ですが、方眼紙を下敷きにしてフレームを描いてから中身を構成していきます。

記事を公開する予定が無かったため、走り書きの汚い字ですがご容赦ください。

右側のメモは、その時期の花(背景の候補)で、今回はコスモスを描くことにしたのでコスモスの花言葉も書き留めています。

使用しているのはマルマンのCROQUISと無印良品の低重心シャーペン&消しゴム(白)です。

 

完成イメージができたら、パーツ別に下書きを分けていきます。

普段はトレース台を使用しますが、今回はiPadで作業しました。
使用しているのはClipStudioPaint(通称クリスタ)になります。

写真を自由変形で整えている様子

パーツ毎にレイヤーを分けて、隠れている部分を描いています。

この時点で大きさや配置を調整できるのがデジタルのいいところです。

左図のように、パーツ毎に別の色で下描きができたら印刷します。

【2】線画

パーツ毎にトレースして線画を起こします。

今回はUni鉛筆の4Bを使用しましたが、普段は6Bを使うことが多い気がします。
消しゴムは変わらず無印良品の白い方。

線画(左)と、拡大コピー(右)

拡大コピーを行う関係上、鉛筆は濃いめのものがおすすめです。

鉛筆画をそのまま塗ると、線画滲んだり黒ずんだりしてしまうので、コピーを塗るようにしています。

私はめちゃくちゃ失敗するので、何度もコピーしなおしています。。。

 

【3】色付け / 再構成

Ohuhuカラーマーカーで着色します。

コピックよりニブが固めでしたが、概ねコピックと同じように使用できました。

ただ、グラデーションがきれいに表現できずに、特に広範囲を塗る必要があった背景に四苦八苦。
0番(カラーレスブレンダー)だけは、コピックを使用した方がいいかもしれません。

葉っぱの部分は分離して、マーカーのみでぺしぺし描きました。

いつもコピックで使用している紙を使用したのですが、表面が少し爛れてしまいました。

紙は丈夫なものを選んだ方がいいかもしれません。
(ニブが固かったからかな?)

 

使用した紙は上質紙(90kg)ですが、コピー用紙より少し厚い程度のため、しっかり塗り込みたい場合は120kg以上のものがお薦めです。
(私は頻繁にコピーするため、薄い紙を使うこがあります。)

ホワイトインクのボールペンでハイライトを描き入れて、iPadで撮影→描いたパーツを重ねて完成です。

スキャナーが無くても大丈夫!
写真に撮ったイラストが全体的にくすんだり黄ばんでいて困る場合は
1.写真内の余白(白い部分)をスポイトする
2.画像の上に新規レイヤーを作成すして塗りつぶす
3.レイヤーの合成モードを除算にする
あとはレイヤーの透明度をいい感じになるよう調整してください。
スキャンしたような鮮明な画像にすることができます。

イラストを真上から撮影するときは、

光を横から当てると、影が偏らなくて良いです。

個人的には、曇りの日に窓際で撮るのがおすすめ。

所感と総評

今回は『Ohuhu』アルコールマーカー80色タイプでアナログイラストを描かせていただきました。
先述したとおり、描いた時点ではレビュー記事を作成する予定が無かったため、若干内容が粗いのはご容赦願えると嬉しいです。

既にコピックをある程度使用している身としては、やはり気になる点はありますが、
思ったより描き味がコピックに近かったので驚きました。

1本あたり約80円であることも考えると、十分に活躍してくれると思います!

現時点では単色販売はしていないようなので、
スターターセットとして購入してから、足りない色・無くなった色からコピックに切り替えていく使い方がいいかな、と思いました。

個人的評価は…

4.5点!

アルコールマーカー全般に言えることですが、めちゃめちゃ裏移りする(なんなら数枚貫通する)ので、下敷きが必須です。

Ohuhuのセットには、シリコン下敷きも付属していて、初めてアルコールマーカーを使用する方には、とても良いなと思いました。

 

最後、ペンの総評みたいになってしまったけれど、別の記事も見ていただけると光栄です。

 

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